10.01.2009

フランスで「ありがとう」を考える。

パリ滞在、5日目。

映画『アメリ』の舞台となったモンマルトル付近に滞在しています。

















回りがSEX SHOPばかりなのですが、
大丈夫でしょうか?



今日は、Sexについて、
いや、フランスに来て感じたことを少し書いてみる。

こちらにきて、おもしろいな、と感じたのは
日本の「ありがとう」
フランス語の「Merci(ありがとう)」の違い。

続きは以下をクリック




フランスの人は、ちょっとしたことでもすぐに
「Merci」という言葉は出てくる。

例えば、閉まりそうなドアを押さえてあげたり、
手が塞がっている人の代わりにドアを開けてあげたり、
(フランスの地下鉄はレバーを上げないとドアが開かない)
ちょっとした親切に対して、「Merci」という言葉が出てくる。
これがおもしろい。

もちろん、日本でも同じような状況もあるだろう。
しかし、ここで出てくる言葉は
「ありがとう」ではなく「すみません」
場合によっては、言葉はなく
会釈で終わることも多いだろう。

そもそも、「Merci」の語源は相手に感謝をする
「神の恵みを」という神への感謝からおこった言葉。

それに対して、ありがとうは
形容詞「有り難し(ありがたし)」が語源。
つまり、本来の意味は相手に感謝をするのではなく
そのような珍しくて貴重な状況に感謝するという意味合いが強い。

つまり、感謝の言葉が向けられている対象が違うのだ。

「ありがとう」は「神」に対してとか、
その状況をくれた『キセキ』に対して感謝し、
「Merci」は『自分の相手』に対して感謝する。

「Merci」の場合、感謝の対象者が
目の前にいるんですね。

だから、何か親切にしてくれた相手に対して、
「Merci」って言葉が自然と出てくるんだろう。

だから、こちらも親切してあげたくなる。


日本語の場合、とっさに「ありがとう」って言葉が出にくい。
少なくとも僕は。

例えば、席を譲ってもらったときに、
「ありがとう」って言う言葉だと、少し軽いし、
「ありがとうございます」じゃなんかまどろっこしいし、
「すみません」じゃ感謝じゃなくて、
申し訳なさを伝えてる感じだし。
(=お手数をおかけしまして、申し訳ありません。
 つまり対象は自分。)

どうも、お礼の一言を言うときに
何か不自然さを感じていたんだけど、
ここらへんが何か関係がありそうな気がする。

言葉(言語)ひとつとっても、
その行動に大きな影響を与えることもある。

文化の違いって、思った以上に大きいんだな。

と勝手に解釈してみました。

異論、反論、あればぜひ、ご意見をお聞かせください。

日本に帰ったら、
言葉になんか負けずに
「ありがとう!」ってちゃんと言おう!





















写真はノートルダム寺院
そういや、ヨーロッパの宗教建築は始めてかもしれない。

なんというか、
『建築の美しさ』というよりも
この大きな石を支える『構造、技術』に感動してます。
500年以上も前の技術に。

やっぱ、建築好きなのかもしれないぁ。

自分で家を設計したい熱再燃!


...

2 件のコメント:

  1. へ〜!って思いました。
    「Merci」いいですね!

    PS
    冒頭写真、日本ではディスプレイまではしていなよな〜なんて思ったり(笑)

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  2. 日本語でありがとうって
    なんかもったいないよね。

    世界に誇れる国民性だと自負してますが
    なんかもったいない気がする。

    がんばって、ありがとうって言おう。
    ありがとうに変わる、いい言葉ないかな?

    PS
    中は恐くて入れなカッッタ。
    もったいない!

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